面接で落とされるのは理由がある
もう20年近くになるでしょうか。採用面接の傾向が、「採用される人は次々に内定が決まる」、「採用されない人はどこからも声がかからない」というように完全に二極化しています。
にもかかわらず、内定をたくさん勝ち取っている方であっても、ずばぬけて高い能力を持っていたり、特別な体験をしてきたわけではありません。
ひょっとすると学生時代に取り組んできたこと、成績をだけを見れば、あなたのほうがずっと優れているかもしれません。
自分が思う通りに事が進まないのが就職活動です。
「どうして彼はいくつも内定をもらっているの?」
「なぜ自分は内定がもらえないんだろうか?こんなに頑張っているのに。」
・・・
薄々気がついているかもしれませんが、
採用面接では、志願者の人柄や人間性、能力が客観的に評価されて合否が決められているわけではないんです。
いくら優秀な人材であったとしても、面接官にアピールできなければ、凡人と評価は同じです。
・就活本に書かれていることをやっている
・就職指導の先生からアドバイスをもらっている
・就職フォーラムで情報をかき集め、相談している
・ネット上の就活情報には目を通している
・模擬面接は繰り返し何度も受けている
・友人との情報交換は毎日のように行っている
こんなことばかりに目を向けているようでしたら、入社したい企業から内定を獲得することは限りなく難しいでしょう。
95%以上の学生がそのような就職活動をしているからです。
だれもが知っている知識だから、横並びでみんなが一緒なんです。
型に嵌りきっている受け答えなど、面接官は聞きたくありませんので、こんなことを言っているようではまったく印象に残りません。
面接試験に望んでも、落とされるのはある意味当然です。
採用面接で効果的とされる方法
とにかく明るく
第一印象では、元気で前向きな方だと思ってもらわなければいけません。好感が持たれる柔らかい表情で、良い印象を与えるように振る舞いましょう。
これができないとマイナスイメージだけが残り、不採用となってしまいます。
日ごろはクールでも、「面接の時だけは違う自分になりきる」ことは非常に有効ですので、自信をもって、明るいハッタリをかましてください。
「地味な人と一緒に働きたいですか?」
「暗い感じが漂うセールスマンから商品を買いたいですか?」
そんなことないですよね。
話している内容よりも、面接官に明るく印象付けることがはるかに大切です。
具体的に答える
採用面接では、「具体的な答えを返す」ことも必須です。
これができている人って意外と少ないんですね。
サークル活動を頑張った、アルバイトに励んだ、表彰された、だけではなくて、具体的にどういうことがあって、そこでどのような行動をしたのか、そういうエピソードがないと説得力に欠きます。
話が具体的であればあるほど、面接官も次の質問がしやすいし、聞いていてもすぐにイメージが湧いてきます。印象付けるという点でも効果大です。
ぜひ聞き手にイメージさせるような話し方を工夫してみてください。
できるだけ一般的な言葉を使わずに、より具体的な言葉で話すことがポイントです。
ちなみに中小企業の入社試験でしたら、この2つができているだけでも十分通用します。
人気ある企業の面接を受ける場合であっても、採用担当官とのフィーリングがぴったり合えば、これで「面接試験を乗り切れるかも」しれません。
でもこれって、「賭け」にも等しいです。
面接は1回だけではありませんし、「運」にまかせる部分が大きすぎますので。
確実性を上げるためには、もっと重要なことがあるんです。
内定を勝ち取るために
学校の就職部やハローワークが出している面接に関する情報の中には、まったく採用に直結しない情報が平然と書かれている事例が未だに数多くあります。
・学校の就職部の先生が、今現在、本当に通用する面接法を知っているのでしょうか?
・ハローワークの職員たちが、果たしてどれだけ有効な面接対策を知っているのでしょうか?
・広く公開されている情報に頼っていて、他の人たちと差別化することができるのでしょうか?
???
自己PRを徹底的に練り上げるのもいいでしょう。
志望動機を工夫してみるのもいいでしょう。
しかしこれだけで面接官の興味を引き寄せるのは本当に大変なことです。
それに、世間一般で言われているほど、志望動機はさして重要ではありません。
「御社の○○○に強い魅力を感じています。」と言われても、
学生たちが何十社もの採用試験を受けていることは、面接官に限らず、誰でも知っています。
自己PRにしても、どこでも繰り返し使えるフレーズにすぎません。
就職活動においては、普段の勉強とはまったく違う、採用されるためのテクニックが要求されます。そしてこのスキルは、学校の勉強よりもはるかに短期間で身につけることができるんです。
いくら学歴が抜群でも、採用倍率が100倍もあるような人気企業の面接でみんなと同じような事をしていたら、不合格の99人側に入るのは明白です。
自信を失わないためにも、就職活動で悔いを残さないためにも、複数内定を獲得してきた人だけが実践してきた面接ノウハウに目を通しておくべきです。
6,000人以上を面接した現役面接官が教える「納得の就活5つのステップ」
後悔先に立たず、という言葉は決して嘘なんかではありません。